AP BANG! 東京環境会議 vol.1 (Day 2)

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ちょうど前回、鬼束ちひろ復活のニュースで更新がストップしていて、良いキッカケなので、(一旦)再開です。
前回の更新後、「東京環境会議」なる堅っ苦しげなタイトルのイベントに彼女の出演が決定したことを知り、急遽チケットを取って行って来ました。会場は新木場のSTUDIO COAST――マイケル・ジャクソンが例の40万円イベントを開いた所です。

僕が行ったのは3Daysの内の2日目で、出演者は、オープニング・アクトの銀杏BOYZを筆頭に、KREVAAIR絢香鬼束ちひろ倖田來未CHARA(順番は一部うろ覚え・・・)といった豪華メンバー。それぞれがだいたい3曲くらいづつなんだけど、オール・スタンディングだったので、正直腰に来ました・・・。全メンバーのパフォーマンスの感想を書いているとまたイヤになっちゃいそうなので、鬼束パートだけ。

小林武史の紹介で登場した彼女は、会場からの声援(「おかえりー!」、「復活おめでとう!」、「待ってたよー!」)を受けてもニコリともしなかったんですが、そこへいきなり「月光」の前奏です。ピアノはもちろん、(新プロデューサーの)小林氏。会場の興奮は一気に高まります! しかし・・・ああ何ということでしょう。久々のステージだからかどうかは分からないけど、肝心の出だしからいきなり音程を外してしまいました・・・。しかも声もあまり出ておらず、むしろ上擦っている気さえして、基本的に何だか妙に歌いづらそうでした。敢えて厳しいことを言ってしまえば、そう、まるで彼女の「ものまね」をする人が歌っているかのような・・・。しばらくはそんな感じが続いたものの、後半になるとようやく、若干ではあるけど、彼女なりに感覚を取り戻して来たような印象を受けました。ただそれでも、往年の迫力はさすがにまだ戻って来ていなかったかな・・・。それから新曲(!)を2曲続けて。タイトルは不明です、CD発売(発表)を待ちましょう*1。だって、結局MCは一切ナシだったから・・・。最後、ちょっとよろめいた後に思わず苦笑いするような表情を浮かべて、片手を下の方で振りながら足早に舞台裏へと去って行きました。相変わらずと言ってしまえば相変わらずなんだけど、そこはやっぱり、復活を待ちわびていたファンに向けて一言くらいあっても良かったのでは?

以上、まだ色んな意味で「完全復活」とまでは言えない感じではありましたが、取り敢えずは、現に公のライブイベントに出演できるようになったという状況自体を喜ぶべきでしょうか。

*1:追記:あ、『ROCKIN'ON JAPAN』ですでに新曲名って発表されていたんですね、知らなかった・・・。