極薄の板に「光」閉じ込めるナノテクを開発…京大など

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031103-00000401-yom-soci

光だって光子*1なんだから何とかして「溜める」ことが出来るんじゃないかとかねがね思ってたんだけど、やっぱりそういう研究はされていたのか。

いつか、(ナノの世界じゃなくてせめて肉眼で見える程度の大きさの)透明なカプセルにでも密閉出来るようになったりしたら、ちょっと綺麗かも*2。せめてビーズ程度の大きさのヤツで、それらを糸で束ねてネックレスにしたり、いろいろなインテリアにしたりするわけ。

あ、でも、(飽くまでも想像上)こっちから光が見えるってことは光子が漏れまくってるってことだから、全然密閉じゃないか。あ、でもでも、たとえばカプセルの内壁をマジックミラー的なもの(非対称的な透過性を持ったフィルム)にしたら、外側からはその光が見えるってことには・・・ならないか。どうなんだろう? 光は、内側からは漏れないけど外側からは吸収されるだけってことになるのか? もしそうだとしたら、内側に光子が充満しちゃって、いつかはカプセルが破裂しちゃったりは・・・しない? いや、むしろ逆に、その方がちょっと楽しかったりするかも。破裂した(プチッて)瞬間に、常態では考えられないほどの密度にまで圧縮された光子の固まりが一気に弾けて、まばゆいばかりの超・発光現象*3が起こったりするわけだ。

・・・失明しちゃうようならマズイけど。

まあ、素人にとってはせいぜいこんな妄想をかき立てる程度のニュースではあるけれど、それこそが楽しかったりする。だって何だかワクワクしません?

今回の記事に関して言えば、特に「光の閉じ込め率」なんて言葉に思わず反応してしまう。以前に書いた、「開闢させる」以来の興奮かも。

*1:ちなみに「みつこ」と読んだ人、そこでしばらく立ってなさい。

*2:とはいえ、透明の棒で真ん中をポチっと折るとしばらく発光しているってヤツならもうすでにあるから(アイドルのコンサートとかで振られているヤツってこれじゃない?)、あんまり画期的な商品のように見えないのが悲しい・・・。

*3:たとえば、『天空の城ラピュタ』で飛行石が光り出す時のパァーッという感じ。