2004-01-01から1年間の記事一覧

祝!ズッコケ三人組シリーズ完結

http://www.poplar.co.jp/zukkoke/index.htmlつい先日、とうとう第50巻目の『ズッコケ三人組の卒業式』をもって完結を迎えたこのシリーズ。思えば小学生のころ、『こちらズッコケ探偵事務所』を買ってもらって読んだのをキッカケに、ハマリまくったものだっ…

一期一会

某電車に乗っていたら、中国か韓国からの観光客と思しき青年に英語で話しかけられる。数人の団体で来ているらしく、彼が代表で話しかけて来た模様。ネイティブではないためか比較的聞き取り易い簡単な英語を話してくれたので、幸いなことに理解できない部分…

『その場しのぎの男たち』

DVD

というわけで再び、そんな三谷芝居のDVDの1つをちょっと前に購入していて、これまた『新選組!』最終回放送当日直前に届く。三谷氏が劇団東京ヴォードヴィルショーに書き下ろした作品『その場しのぎの男たち』を、劇団創立30周年記念公演として再々演したも…

なにわバタフライ☆グッド・タイミング

http://www.parco-mitanikoki.com/web/naniwa_butterfly/というわけで、そんな敬愛(?)する三谷氏による久々の新作芝居『なにわバタフライ』のチケットが、よりにもよって(!?)『新選組!』最終回放送当日に届く。戸田恵子の1人芝居は、期待通り最前列で…

『新選組!』最終回

TV

http://www3.nhk.or.jp/taiga/index.html「ほぼ日」のお陰でちゃんと1時間キッチリ予約録画することが出来、無事、視聴終了。いやあ、前回のラストの余韻を引きずっていたせいかどうかは知らないが、1時間ほぼ泣かされ通しっていうのもちょっとツライものが…

新選組! in スマステ

TV

スマステの公式HPに、例のSP番組終了後の「隊士」たちそれぞれのコメントや三谷&香取の対談など、盛りだくさんのコンテンツがアップされています。http://www.tv-asahi.co.jp/ss/index2.htmlその「対談」の最後で香取慎吾が言っていたことが実は興味深かっ…

ほぼ新選組!

以前も紹介したことがあるけど、「ほぼ日刊イトイ新聞」では毎週金曜日、前週の『新選組!』を視た感想を3人で熱く語り合うコーナー(「ほぼ日テレビガイド・新選組!編」)がアップされる。http://www.1101.com/home.html毎度意外なand/or的確なポイントを…

寂しい銀杏並木

ふと思い立って、かの有名な明治神宮外苑の銀杏並木を見物に行くことにする。 実は1週間ほど前にも訪れたことは訪れたのだが、間抜けにも、到着した時にはすでに日没後・・・。街灯もポツポツとはあるものの、残念ながらあまり雰囲気のある灯りではなく、折…

『天国と地獄』

言わずもがなの黒澤明監督作品。現代劇のサスペンスもの。『新幹線大爆破』を観た反動(?)で古き良きサスペンス邦画を探していたら、コテコテ(?)だけど黒澤明監督作品にあったじゃないかと。今まではタイトルは知っていても、それがサスペンスものだと…

冨田恭彦『観念論ってなに?―オックスフォードより愛をこめて』(講談社現代新書)

前著『哲学の最前線―ハーバードより愛をこめて』(同)は未読(でも読もうかな)。京都の某大学で教鞭を執る生島教授を主人公としたシリーズもので、しかも一応小説形式。タイトル通り、観念論、とくにバークリの観念論が主題になっていて、3人の登場人物の…

地獄より愛をこめて

本の感想なんて久しぶり・・・。

『新選組!』

TV

残すところあと2回、ということで今週放送の「流山」――いやはや、何はともあれラストシーンにはやられた!あまりにも唐突にグッと来すぎて、涙腺がバカになる。加えて余韻も引きずりすぎて、視終わった後もしばらくは涙が出っぱなし。このドラマ中にももち…

竜の巣

猛烈な風が吹き荒れた後は(一部で)真夏日にさえなった12月の昨日、いわゆる「竜の巣」がいくつも連なっているような巨大な雲を観測。こんなスゴイ雲、さすがの今夏にさえ見かけなかったような気がする。雲自体の巨大さもさることながら、表面(?)のモコ…

『SAW -ソウ-』

『スカイ・キャプテン -ワールド・オブ・トゥモロー-』とどちらを観ようか迷ったんだけど、どうもこちらはさほど評判が宜しくないようで、『ハウルの動く城』の時と同じ思いをしそうな雰囲気を感じたので、趣向を変えて『SAW』の方を選択。ファースト・デイ…

『死に花』

老人ホームに入居して悠々自適な生活を送っていた老人たちが、穴を掘りまくって地底から銀行の金を強奪しようとする、というお話。世のお年寄りたちに、「老いては余生を受け身に過ごすんじゃなくて、元気と勇気とを出してまだまだ積極的に生きてみてはどう…

『下妻物語』

映画館で観たのはホンの数ヶ月前なので、このタイミングでわざわざDVDを借りることもなかったんだけど、DVD特典として出演者や監督によるコメンタリーが収録されているようなので、それだけを目当てに借りてみる。――みんなしゃべらな過ぎ。一応、進行役の人…

『新幹線大爆破』

乗客1500人を乗せた新幹線ひかり109号に、時速80km以下に減速したら爆発する装置が仕掛けられた! 身代金を要求する犯人グループと、警察および鉄道公安局(?)との駆け引きの行方やいかに!? 1975年に日本で制作された、傑作(と言って良いでしょう)パニッ…

死に花物語大爆破(今回はちょっと苦しい・・・)

何ぶん、最寄り駅前にレンタルショップが出来てしまったため、あまりにも手軽にレンタルできてしまうものでして・・・。たぶんすぐに飽きるとは思うんだけど、そろそろ自分で歯止めを掛けなきゃ・・・。

『暗くなるまで待って』

オードリー・ヘプバーン出演作品を一本観てみようと思って、『ローマの休日』でも『ティファニーで朝食を』でも『マイ・フェア・レディ』でもなく敢えてこの作品を選ぶ人なんて、そうはいないのでは? 一見、タイトルからすると甘ったるい(?)恋愛ものに思…

『お熱いのがお好き』

『太陽がいっぱい』で、「昔の外国の大物俳優が出演していることで有名な作品」に対する偏見が完全に払拭されたため、この路線を責めてみる気になる。最初に念頭に浮かんだのがなぜかマリリン・モンロー。彼女の出演作品としては、『お熱いのがお好き』と『…

熱くなるまで待って

前回の感想(?)の長さを反省して今回は短めに書くつもりが、つい「熱く」なってしまって・・・。

『花とアリス』

さて閑話休題――しても結局「閑話」が続くわけだけど。もとい。前回の続き。「5本」の内の3本目は(あとの2本も含めて)突然変異的に、岩井俊二監督作品『花とアリス』。知っている人は知っているように、この作品、もとはショートフィルムとして制作され…

鰯雲? 鱗雲?

数日前の夕方頃、仕舞っていたデジカメを思わず引っ張り出して写した一枚。*1細かい鱗状の雲が空にびっしりと張り付いているようで、(個人的には)希に見る肌理の細かさが芸術的だと思ったので。「鱗」の広がっている範囲が広大だったので、もっと広い場所…

『太陽がいっぱい』

どんなに映画に疎い人でも、このタイトルと「アラン・ドロン」の名前だけはすぐに結び付けられるのではないかと思えるほど有名な作品。ちなみに僕自身がその実例だったりする。にもかかわらずこれまでに全く手を着けよう(=観てみよう)としなかったのは、…

『ジャッカルの日』

以前、『悩み多き哲学者の災難』という小説を読書中と書いたけど、それ以後何の感想も書いていないのは、「読まなかったこと」にしたから。いわゆるサスペンスなのかと思いきや実は全くそんなことはなく、主人公が哲学教授であることのポイントも特に見当た…

ジャッカルがいっぱい

恒例の「最近レンタルして観た映画のDVDの感想」を、観た順番に。 5本ある内の、今回はとりあえず2本だけ。

『なにわバタフライ』

で、そんな曇り空を晴らしてくれるかのようにラッキーな出来事が。三谷幸喜脚本・演出による戸田恵子の一人芝居『なにわバタフライ』の先行予約抽選に当選しましたよん!http://www.parco-mitanikoki.com/web/naniwa_butterfly/かつてこの抽選*1に当たって買…

COCOON

ちなみに観に行ったのは、さいたま新都市にある「コクーン新都心 COCOON」内のシネコン。http://www.cocoonweb.jp/屋外2階建てのショッピング・モールってところがポイントかも。晴れている日なら結構お勧めのスポット。出来たばかりの時に一度来てみたらあ…

『ハウルの動く城』

http://www.howl-movie.com/index.html「ジャパニメーション界の三大巨匠(?)の作品が一挙に公開されるなんて、来年はとんでもないことになりそうだ!」との期待と共に始まった今年、押井守監督作品『イノセンス』、大友克洋監督作品『スチーム・ボーイ』…

哲学ジョーク?

ジョージ・ハラ(対馬 妙 訳)『悩み多き哲学者の災難』ハヤカワ文庫まだほんの出だしの方しか読んでないけど、この本のストーリー中に採り上げられていた哲学ジョーク。まずは、ウ(ヴ)ィトゲンシュタインが立ち聞きしたフランス人の政治家の話として紹介…