映画

『どろろ』

「ファースト・デイ」を利用して鑑賞。「日本映画の歴史が変わる!」だなんて全く思わなかったけど、千円なら、「妖怪退治の末の、父親との対決」というごく典型的なストーリーものの伝奇映画としてはさほど文句もなく。とはいえ、特に他人様にお奨めしたく…

「堤真一主演で京極堂続編!永瀬は降板」(スポニチ)

http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2007/01/08/06.htmlありゃま、やっぱりやるんですね、『魍魎の匣(もうりょうのはこ)』。確かに当初は、京極堂シリーズを順次映画化して行く予定とのことだったようだけど、前作『姑獲鳥の夏』の出来が思った…

『木更津キャッツアイ ワールドシリーズ』

ぶっさんが死んで3年。その間、キャッツアイの連中もいろいろあって、それぞれの道を歩き始めていた・・・・・・ヤツもいればそうでもないヤツもいて。唯一(?)まともに市役所職員として働いていたバンビは、ある時あることがキッカケで、ぶっさんにちゃん…

(8月1日分)『ゲド戦記』

(で、これが「数日後」・・・・・・。)後日、地元近くのシネコンでようやく『ゲド戦記』を観賞。前評判で読んでいたほどの「酷さ」を露骨に感じるまでは行かなかったけど、まあ、率直に言って面白くはなかった・・・・・・。結局、印象的だったのは手嶌葵…

(7月29日分)『王と鳥』&高畑勲・太田光トークセッション

(これは、前回の最後に書いた「数日後」とは違うので悪しからず)『ゲド戦記』公開初日は、同じジブリの配給による『王と鳥』の公開初日でもあった。しかも、渋谷では高畑勲と太田光(爆笑問題)とのトークセッションまであるというじゃありませんか。これ…

(7月26日分)『時をかける少女』

で、さらにまた奥華子つながりで、『時をかける少女』。朝一にテアトル新宿へ向かう。前日、某飲み会で遅くなって電車がなくなってしまったため、都内にある某友人宅に泊めて貰っていた。自宅から来るより断然近いので、結果的にはラッキーだった。朝一にも…

映画版『サマータイムマシン・ブルース』

「ヨーロッパ企画」を佐々木蔵之介に教えられた本広克行監督が『サマータイムマシン・ブルース2003』を観て、すぐさま映画化を持ちかけたとのこと。で、その佐々木蔵之介はちゃんと映画版に出演しています。功労者ですから。さらには舞台版の出演者である永…

『運命じゃない人 [DVD]』

http://www.pia.co.jp/pff/unmei/去年、映画『サマータイムマシン・ブルース』を観てからさほど間をおかずに観た作品。前者も、タイムトラベルものだけあって凝りに凝った脚本で非常に楽しませて貰ったが、この作品は、タイムトラベルものではないにもかかわ…

『THE有頂天ホテル』

大晦日、年が明ける2時間(とちょっと)前。カウントダウン・パーティが催されるホテル・アバンティに続々と集まる、様々な事情を抱えた様々な人たち。彼・彼女らの行動1つ1つが他の人たちの状況に影響を与えて行った挙げ句に、彼・彼女らがカウントダウン…

スタジオジブリ最新作

今さらですが、来年7月に公開予定のジブリ最新作は、宮崎吾朗監督*1『ゲド戦記』。最近リニューアルされた公式HPでは、「制作日誌」と「監督日誌」が読めます。http://www.ghibli.jp/『ゲド戦記』の原作は昔から、タイトルから来るイメージで敬遠していたん…

新春三大三谷作品

公式HPをそれぞれご紹介。 新春ドラマスペシャル『古畑任三郎ファイナル』 http://www.fujitv.co.jp/furuhata/index2.html3夜連続シリーズで各2時間スペシャルという、正にスペシャルな企画です。ゲストはそれぞれ、第1夜「今、甦る死」・・・石坂浩二、藤原…

とりあえず2本

『イン・ザ・プール』 奥田英朗の同名小説を映画化。伊良部役は松尾スズキで、原作のイメージとは全く違うだけど、でも結構適役かも。そもそも内容からしてかなり変えてあるし。脚本自体がすでに松尾スズキへの当て書きになっているような雰囲気。結果として…

『サマータイムマシンブルース』

(キーワード・リンクの都合上、一応、『サマータイムマシン・ブルース』と中黒ありバージョンも表記しておきます。)http://stmb.playxmovie.com/「今日と昨日だけをひたすら往復する」とか「タイムマシン ムダ遣い」*1とかいうフレーズだけで何だかシビれ…

『THE 有頂天ホテル』

公式HPが出来たようです。http://www.uchoten.com/それにしても凄まじいキャストです。なんだか2時間じゃもったいなさ過ぎのような気もします。連ドラ化されたりは・・・・・・しないでしょうね。DVD化の際は、特典映像がこれまたもの凄いことになりそうで…

『オランダの光』

http://www.cetera.co.jp/library/holland.htmlでも本当はこっちの方が断然詳しい(本国公式HP)。http://www.hollandslicht.nl/indexeng.htmフェルメールやレンブラントら17世紀に活躍したオランダの画家たちの作品には独特の「光」が描かれていると言われ…

『姑獲鳥の夏』

ようやく観ましたがな。製作決定のニュースを聞いてはワクワクし、キャストが発表されては(色んな意味で)ドキドキし、公式HPを見てはやや期待が持ち直し、そして実際に観ては・・・・・・まあ、こうなるやろなあ、と。部分部分としては悪くないシーンやイ…

『父と暮らせば』

井上ひさしの、舞台化もされている戯曲が原作の映画。広島に原爆が投下されてから3年後、偶然にも生き残った福吉美津子は、焼け残った自宅(旅館)で独り暮らしをしていた――ハズなのだが、ある日を境に、原爆で亡くなった父親が幽霊となって現れ・・・・・…

『FLY,DADDY,FLY(フライ,ダディ,フライ)』

http://www.f-d-f.jp/site.html(映画版の正式タイトルは、英語の方? or カタカナの方?)『GO』の金城一紀が今度は自ら脚本を担当(小説版は「原作」じゃなくて脚本の「ノベライズ」)。「ダディ」って「父ちゃん」とか(日本の子供が言う場合の)「パパ」…

三谷新作映画は日本版「24」?

http://movies.yahoo.co.jp/m2?ty=nd&id=20050713-00000021-spn-entエキストラの募集が比較的大々的に行われていたんですが、結局応募しませんでした・・・・・・。それはそうと、「幾何学的に美しい脚本で、群像劇として究極の形」という三谷幸喜氏の発言に…

『マシニスト』

これまただいぶ前に映画館で観た作品。まさかとは思っていたものの、やっぱり基本線は『REM レム [DVD]』と似たようなネタだった――と言ったら過言なところと過言じゃないところがあるかも。もちろん、その見せ方は全然違うから、基本的には楽しめなかったわ…

蔵出し(?)

だいぶ前に観たDVDの感想(のメモ?)を再び。しばらくはこのパターンが続くかも・・・・・・。 『マイノリティ・リポート』 犯罪予知システムのいくつかある特徴の内の一つが「トリック」の伏線となっていて(というより、もちろん実際には、こういう「トリ…

『ローレライ』

フジテレビ製作映画繋がりで、これもだいぶ前(公開直後)に観たんだけど、ついでに・・・・・・。http://www.507.jp/index.html敢えて原作を読むのを控えての観賞。「ハリウッドを越えた」、あるいはもうちょっと控えめ(?)に「ハリウッド級」などと喧伝…

『海猿』

だいぶ前に観たまますっかり忘れてたんだけど、連ドラ化されるし、土曜日(明日)に放送されることを知ったので、その前に。http://www.umizaru.jp/umizaru1.html直球ド真ん中の青春スポ根映画――もちろん、正確には「スポーツ」ではなくて、新人海上保安官が…

『デビルマン』

――観た。 ――以上。

『恋の門』

石をこよなく愛する自称「漫画芸術家」、蒼木門*1と、普段はごく普通のOLをやっている熱狂的コスプレーヤーにして同人誌漫画家、証恋乃*2が繰り広げる、シュールでエキセントリックで濃厚かつ素っ頓狂なラブコメディ!?――っていうかむしろ「ラブギャグ」か…

『笑の大学』まつり

3月後半に予約していた映画版『笑の大学 スペシャル・エディション』がようやく明日(っていうか今日)届くとのメールが。本編は劇場で観たもののもう一度ゆっくり観ることにして、実はコメンタリーが一番楽しみだったりする。なぁんてウキウキ気分(!?)で…

続編話

なんだかネット上では、『新選組!』の続編(スペシャル)が決定したとかいう噂が流れているみたいですが、ホンマかいな。その割にはソースが明記されていないところが怪しい・・・。 まあもちろん、それが本当なら嬉しいけど・・・。 (と書いた後)・・・…

3月19日公開予定の邦画たち

乙一原作の同名短編集から5作品を、オムニバス形式で映画化。 『ZOO』(http://www.zoo-movie.jp/) 楽しみなような不安なような・・・。原作モノの映画を観るならその原作を未読であることがやはり望ましいのかも。ちなみに5日公開予定の『ローレライ』は一…

面倒なので3本まとめて

レンタル一本99円のキャンペーンを利用して、無理矢理3本借りてみました。 『アイデンティティー コレクターズ・エディション [DVD]』 日本版公式サイトがあったと思しきURLはどこぞの出会い系サイトに取って代わられてしまったようなので、下記は本家のサイ…

2本いっぺんに

『コンフィデンス [DVD]』 http://www.gaga.ne.jp/confidence/一言で言ってしまえば詐欺師一味のお話。誰が味方で誰が敵(裏切り)なのか? 「20手」先を読むジェイクの策略は果たして成功するのか? タイトルの「コンフィデンス(confidence)」は「信頼」…