2006-02-01から1ヶ月間の記事一覧

日曜日

某研究会に参加。微妙に(?)遅刻。発表が3本。以下、それぞれの発表を聞いて考えたことを少しづつ。* * * 1道徳的事実が心-独立的だという時の「心-独立的」には、二通りの意味が考えられそうだ。道徳的事実というのは、たとえば一番分かり易い典型的…

金曜日

某研究会に参加。最初は行くつもりはなかったんだけど、会場のカギの管理をする人が急用で行けなくなったため、急遽代理で出向くことに。開始予定時刻になっても人がほとんど来やしない。30分過ぎた頃になってようやく集まる。発表は個人的にも関心のあるテ…

ツボ

W.G.ライカン『言語哲学―入門から中級まで』を電車の中で読んでいたら、こんな箇所に遭遇。「話し手は自分自身を聞き手とみなしている」というシッファーの見解に対してライカンが提示している反例。 二人の哲学者が、固有名の直接指示説をたたえる宴を催し…

存在論と認識論

『別冊「本」RATIO 01号(ラチオ)』(講談社) 講談社から新創刊された思想系雑誌。 さまざまな記事がある中で、個人的な関心は、戸田山和久氏と伊勢田哲治氏との間でメールを通じて交わされた科学的実在論論争。 かつての「往復書簡」が今や「往復E-メール」…

訃報:P.F.ストローソン氏

某氏からの情報で知りました。http://www.timesonline.co.uk/article/0,,60-2040505_1,00.html個人的に生死不詳だったんですが、まだご存命だったんですね。*1 2月13日に86歳で亡くなられたとのこと。 ちなみに、Galen Strawsonてやっぱり息子さんだったんで…

『WEEKEND BLUES [DVD]』

DVD

というわけでこれが、内田監督がPFFアワード2002に応募した作品。素人時代の自身が脚本、監督、出演(主役じゃないけど)をこなし、他の出演者、スタッフたちも会社人(「社会」の打ち間違いじゃありません)だったり主婦だったりの完全な自主制作。カメラワ…

『運命じゃない人 [DVD]』

http://www.pia.co.jp/pff/unmei/去年、映画『サマータイムマシン・ブルース』を観てからさほど間をおかずに観た作品。前者も、タイムトラベルものだけあって凝りに凝った脚本で非常に楽しませて貰ったが、この作品は、タイムトラベルものではないにもかかわ…

『THE有頂天ホテル』

大晦日、年が明ける2時間(とちょっと)前。カウントダウン・パーティが催されるホテル・アバンティに続々と集まる、様々な事情を抱えた様々な人たち。彼・彼女らの行動1つ1つが他の人たちの状況に影響を与えて行った挙げ句に、彼・彼女らがカウントダウン…

『12人の優しい日本人』

映画(DVD)版はもう何度も見返していたので、舞台(再演)版はどれだけ違うのか楽しみにしていた。結果、全体のストーリーはもとより、一言一句変わっていないセリフも結構多かった。正直ちょっと残念。とはいえ、逆に言えば、ストーリーの面白さは保証付き…

12人の有頂天な日本人

いつものように、今さらながらの感想文。 どうも上手くまとめられなくて、アップするのを渋っていました。いつも以上に書き殴りのメモですが、折角なので・・・・・・。