DVD

『決闘!高田馬場』

何ヶ月も前に先行予約したまますっかり忘れてたんだけど、クリスマスを過ぎた途端に届いたことで思い出す。お陰で良いクリスマス・プレゼントになりました――って自分で買ったんだけど。いわずと知れた三谷幸喜作・演出作品なんだけど、「PARCO歌舞伎」と銘打…

舞台版『サマータイムマシン・ブルース2005』

映画版公開と並行して本広監督自らがプロデュースしちゃったのが、再々演の舞台版『サマータイムマシン・ブルース2005』。ヨーロッパ企画の芝居を観たのは実質初めてということになるけど、何なんだろう、この恐ろしいまでのユルさとテンション*1の高さは。…

映画版『サマータイムマシン・ブルース』

「ヨーロッパ企画」を佐々木蔵之介に教えられた本広克行監督が『サマータイムマシン・ブルース2003』を観て、すぐさま映画化を持ちかけたとのこと。で、その佐々木蔵之介はちゃんと映画版に出演しています。功労者ですから。さらには舞台版の出演者である永…

『WEEKEND BLUES [DVD]』

DVD

というわけでこれが、内田監督がPFFアワード2002に応募した作品。素人時代の自身が脚本、監督、出演(主役じゃないけど)をこなし、他の出演者、スタッフたちも会社人(「社会」の打ち間違いじゃありません)だったり主婦だったりの完全な自主制作。カメラワ…

『運命じゃない人 [DVD]』

http://www.pia.co.jp/pff/unmei/去年、映画『サマータイムマシン・ブルース』を観てからさほど間をおかずに観た作品。前者も、タイムトラベルものだけあって凝りに凝った脚本で非常に楽しませて貰ったが、この作品は、タイムトラベルものではないにもかかわ…

とりあえず2本

『イン・ザ・プール』 奥田英朗の同名小説を映画化。伊良部役は松尾スズキで、原作のイメージとは全く違うだけど、でも結構適役かも。そもそも内容からしてかなり変えてあるし。脚本自体がすでに松尾スズキへの当て書きになっているような雰囲気。結果として…

『トゥルー・コーリング』

最後の方はDVDレンタルのペースがテレビ放映のペースに追いついてしまったため、もっぱらテレビ版を録画して観ていたんですが、先日とうとう終わってしまいましたね。ここまで引っ張るだけ引っ張っておいて、結局は「続編がありますよ」と言っているも同然な…

『トゥルー・コーリング』第11話

DVD

第11話「終わりなき日」が良かった。日本語版公式HPのテレビ放送スケジュールには「終わりなき日々」とあるけど、こりゃ誤植。いつになったら気づかれるのだろう?原題は"The longest day"――直訳すれば「一番長い日」で、正にタイトル通りかつ(比喩ではなく…

『オランダの光』

http://www.cetera.co.jp/library/holland.htmlでも本当はこっちの方が断然詳しい(本国公式HP)。http://www.hollandslicht.nl/indexeng.htmフェルメールやレンブラントら17世紀に活躍したオランダの画家たちの作品には独特の「光」が描かれていると言われ…

『トゥルー・コーリング』

DVD

実に厄介なことに、今猛烈にハマってしまっている。先日ようやく8話まで視終わったのだが、レンタルのサービス・デイに自分が次に視たい巻が残っている保証はないため、コンスタントに続けて視ることができる保証もまたないわけで、それがフラストレーション…

『父と暮らせば』

井上ひさしの、舞台化もされている戯曲が原作の映画。広島に原爆が投下されてから3年後、偶然にも生き残った福吉美津子は、焼け残った自宅(旅館)で独り暮らしをしていた――ハズなのだが、ある日を境に、原爆で亡くなった父親が幽霊となって現れ・・・・・…

蔵出し(?)

だいぶ前に観たDVDの感想(のメモ?)を再び。しばらくはこのパターンが続くかも・・・・・・。 『マイノリティ・リポート』 犯罪予知システムのいくつかある特徴の内の一つが「トリック」の伏線となっていて(というより、もちろん実際には、こういう「トリ…

『海猿』

だいぶ前に観たまますっかり忘れてたんだけど、連ドラ化されるし、土曜日(明日)に放送されることを知ったので、その前に。http://www.umizaru.jp/umizaru1.html直球ド真ん中の青春スポ根映画――もちろん、正確には「スポーツ」ではなくて、新人海上保安官が…

『デビルマン』

――観た。 ――以上。

『恋の門』

石をこよなく愛する自称「漫画芸術家」、蒼木門*1と、普段はごく普通のOLをやっている熱狂的コスプレーヤーにして同人誌漫画家、証恋乃*2が繰り広げる、シュールでエキセントリックで濃厚かつ素っ頓狂なラブコメディ!?――っていうかむしろ「ラブギャグ」か…

『笑の大学』まつり

3月後半に予約していた映画版『笑の大学 スペシャル・エディション』がようやく明日(っていうか今日)届くとのメールが。本編は劇場で観たもののもう一度ゆっくり観ることにして、実はコメンタリーが一番楽しみだったりする。なぁんてウキウキ気分(!?)で…

面倒なので3本まとめて

レンタル一本99円のキャンペーンを利用して、無理矢理3本借りてみました。 『アイデンティティー コレクターズ・エディション [DVD]』 日本版公式サイトがあったと思しきURLはどこぞの出会い系サイトに取って代わられてしまったようなので、下記は本家のサイ…

2本いっぺんに

『コンフィデンス [DVD]』 http://www.gaga.ne.jp/confidence/一言で言ってしまえば詐欺師一味のお話。誰が味方で誰が敵(裏切り)なのか? 「20手」先を読むジェイクの策略は果たして成功するのか? タイトルの「コンフィデンス(confidence)」は「信頼」…

『Ghost Soup』

DVD

http://www.ponycanyon.co.jp/iwai/index2.htmかつて50分のテレビドラマとして製作・放映された岩井俊二の初期監督作品の、DVD版(58分くらいに再編集されている)。たまたま見掛けて手に取った後で岩井作品だと知り、パッケージがあまりにもシンプルだった…

『テイキング・ライブス』

DVD

http://www.warnerbros.jp/takinglives/#アンジェリーナ・ジョリー主演のサイコ・サスペンス。体格の似た他人を殺してはその人に成りすまし、その人生に飽きたら次の獲物を探す――こうした「人生の乗っ取り(=テイキング・ライブス)」を繰り返す連続殺人鬼…

『少林サッカー』

http://www.shorin-soccer.com/top.html先日テレビ放映されていたけど、以前にDVDで充分堪能したため今回はチラチラとしか視なかった。突き抜けているが故のコテコテな面白さは抜群で、感想なんて今さら書くまでもない――にもかかわらずわざわざ採り上げたの…

『APPLESEED』

http://www.a-seed.jp/index2.html「攻殻機動隊」シリーズと同様、士郎正宗の原作のアニメ映画化。フル3DCGアニメということで、実は個人的には偏見を持っていた。それに、公開前はちょっとばかり話題になったのに公開後はパッタリ話題に上らなくなった――と…

『風の谷のナウシカ』

本編を観るのはもちろん「なんどめだ」ってな感じだけど、DVD版には特典として、原画を担当した庵野秀明氏*1と演出助手の片山一良氏によるオーディオコメンタリーが入っていることを今さらながら知ったので、それだけを目当てにレンタル。いやあ、濃いな。実…

『その場しのぎの男たち』

DVD

というわけで再び、そんな三谷芝居のDVDの1つをちょっと前に購入していて、これまた『新選組!』最終回放送当日直前に届く。三谷氏が劇団東京ヴォードヴィルショーに書き下ろした作品『その場しのぎの男たち』を、劇団創立30周年記念公演として再々演したも…

『天国と地獄』

言わずもがなの黒澤明監督作品。現代劇のサスペンスもの。『新幹線大爆破』を観た反動(?)で古き良きサスペンス邦画を探していたら、コテコテ(?)だけど黒澤明監督作品にあったじゃないかと。今まではタイトルは知っていても、それがサスペンスものだと…

『死に花』

老人ホームに入居して悠々自適な生活を送っていた老人たちが、穴を掘りまくって地底から銀行の金を強奪しようとする、というお話。世のお年寄りたちに、「老いては余生を受け身に過ごすんじゃなくて、元気と勇気とを出してまだまだ積極的に生きてみてはどう…

『下妻物語』

映画館で観たのはホンの数ヶ月前なので、このタイミングでわざわざDVDを借りることもなかったんだけど、DVD特典として出演者や監督によるコメンタリーが収録されているようなので、それだけを目当てに借りてみる。――みんなしゃべらな過ぎ。一応、進行役の人…

『新幹線大爆破』

乗客1500人を乗せた新幹線ひかり109号に、時速80km以下に減速したら爆発する装置が仕掛けられた! 身代金を要求する犯人グループと、警察および鉄道公安局(?)との駆け引きの行方やいかに!? 1975年に日本で制作された、傑作(と言って良いでしょう)パニッ…

『暗くなるまで待って』

オードリー・ヘプバーン出演作品を一本観てみようと思って、『ローマの休日』でも『ティファニーで朝食を』でも『マイ・フェア・レディ』でもなく敢えてこの作品を選ぶ人なんて、そうはいないのでは? 一見、タイトルからすると甘ったるい(?)恋愛ものに思…

『お熱いのがお好き』

『太陽がいっぱい』で、「昔の外国の大物俳優が出演していることで有名な作品」に対する偏見が完全に払拭されたため、この路線を責めてみる気になる。最初に念頭に浮かんだのがなぜかマリリン・モンロー。彼女の出演作品としては、『お熱いのがお好き』と『…