2006-01-01から1ヶ月間の記事一覧

ドラマ雑感、でもなぜか大半が『白夜行』

TV

気づいたら、今クールはドラマを3本チェックしていた(=第1話に続いて第2話も視た)。最初からお目当てだった『アンフェア』と、その時間までの繋ぎのつもりだった『Ns'あおい』、それから『白夜行』。どれもいわゆる原作モノだけど、幸か不幸かどの原作…

森博嗣『レタス・フライ (講談社ノベルス)』(講談社ノベルス)

S&Mシリーズ、Vシリーズ、四季4部作と読んで来て、Gシリーズ(別名:ギリシャ文字シリーズ?)の1作目を読み終えた時点で見切りを付けて「追っかけ」を止めてしまったんですが、短編集だけは未だにちょっとだけ気になるので。このタイトル、森氏のことだか…

恩田陸『ネクロポリス 上/ネクロポリス 下』(朝日新聞社)

装丁(含・装画)に惹かれて思わず買ってしまう。さすがは鈴木成一デザイン室!イギリス文化と日本文化が融合した極東の島国、V.ファー。その国のアナザー・ヒルと呼ばれる土地では、「ヒガン」の期間中、死者が実体化して現れる。彼らは『お客さん』と呼ば…

『歌わせたい男たち』

以前、この作品は何らかの賞を獲るだろうと書いたけど、やっぱり獲りましたね。第5回朝日舞台芸術賞の、なんとグランプリだそうです。http://www.asahi.com/culture/update/0108/001.html基本的に、賞を獲った作品を後になって読んだり観たりするのは何とな…

『古畑任三郎ファイナル』――第3夜「ラスト・ダンス」

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「古畑祭り」最終日――やっぱり第2夜は今回のための大いなる前フリだったんですね(色んな意味で)。第1夜にも増して感想が書きづらい!という嬉しい悲鳴をあげております。途中までは、やっぱり最後は初心に戻って、オーソドックスだけど骨のあるトリック…

『古畑任三郎ファイナル』――第2夜「フェアな殺人者」

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「古畑祭り」2日目――今回は、イチローが本人として、それも殺人犯として登場したという話題性がこそがすべてだったかな、と。殺人トリックとしても地味だった、というより、よくよく考えてみると(犯人であるイチローが)ほとんどトリックらしいことは仕掛…

『古畑任三郎ファイナル』――第1夜「今、甦る死」

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とうとうやって来ました「古畑祭り」の第1日目。ちなみに、『新選組!! 土方歳三、最期の一日』の方を録画にしました。「類い希なる殺人計画」と古畑に言わしめるくらいだからさぞや、と過度に期待を寄せていたため、なんだ結局いつもの倒叙形式だしトリック…

小川洋子『博士の愛した数式』

第一回本屋大賞受賞作が文庫化。最近は文庫と言えども分厚くて、千円を越えるものも多い中、このサイズにこの値段(本体438円+税)は「これぞまさしく文庫!」って感じ。個人的にはなぜか最近こうした典型的な文庫を買って読むことがなかったなあ。さてこの…

明けまして・・・

・・・おめでたい方が羨ましい。そんなわけで、苦しい時の神頼みをしに珍しく初詣へ。地元付近の某神社はさすがに大混雑。1円玉なら10枚にもなる大金をお賽銭として投げ込んで祈願。聖徳太子もコンマ1秒で逃げ出すほどのこんな大人数に一度にお願い事をさ…