ダイエー、小久保を放出 巨人に無償トレードで

http://sports.yahoo.co.jp/headlines/20031103/20031103-00000096-kyodo-spo.html

どなたか「無償トレード」の意味を教えて下さいな。

「トレード」って、いつから「交換」という意味じゃなくなったんでしょうか?

AさんがBさんにaを差し出し、それに対してBさんもAさんに(基本的にはaと等価な)bを差し出す――というのが基本的な「交換」ですよね?

じゃあ、「無償トレード」って?

AさんがBさんにaを差し出す――これだと、そもそも「交換」の要素がどこにも含まれないことに。

むしろ、「あげる」・「差し出す」・「進呈する」etc...

・・・もしかして、これを「無償トレード」と呼んでいるのか。

じゃあ、なぜわざわざそんなことを?

「あげる」・「差し出す」・「進呈する」(そうされる側からすれば「貰う」・「戴く」・「進呈される」etc...)って言うのがなんかイヤだから・・・?

それって要するに、「1人缶蹴り」とか言うような感覚だってこと?

たとえば、普通「缶蹴り」といえば、最低でも鬼と隠れる人の2人は必要だから*1、1人だけだったら何をやろうとそもそも「缶蹴り」にはならないはずなんだけど、当人の意図(や、その基本的なシチュエーションなど)は飽くまでも「缶蹴りをやっているつもり」であるという場合には、「1人缶蹴り」をやっていると言われることもなきにしもあらず・・・。

そうなると今回の「無償トレード」ってやつは、結局のところ、ダイエーと巨人とが「トレードをしているつもり」なんだということを、最大限の憐れみを込めて表現したものだということになるわけですな。

とりあえず勝手に納得。

*1:いや、そりゃあもちろん、普通はこの2人だけじゃつまらないけど、まあ、飽くまでも最低限てことです。