コカ・コーラC2
書くのは今さらですが、飲んだのはもうちょっと前です。
「カロリー1/2でおいしさキープ」で「日本先行発売!」と鳴り物入りで売り出された「コカ・コーラC2」。
「バニラ・コカ・コーラ」が出た時も興味本位で飲んでみたんですが、結果は「???」。
さて今回はどうでしょうか。まあ、特に味が付け加わったというわけではないので、始めから期待もヘッタクレもあったもんじゃないんですが。
で、とりあえず結果は・・・
・・・薄くなっただけじゃん。
ってことはつまり、「看板(=おいしさキープ)に偽りあり」じゃん。
虚偽ないし誇大広告に当たらないんでしょうか? 実際、この売り文句に釣られて買って飲んだ人ってかなり(っていうか大多数?)いるはずですよね?
でもこれなら、カロリー・ゼロの「ダイエット・コカ・コーラ レモン」の方がよっぽどマシなのでは? だって、カロリーは1/2どころかゼロなんだし、味が薄い代わりにレモン(ぽい)風味がついてるんですよ?
だとすると、それよりもカロリー2倍で味も(ある意味)2倍薄い「C2」をわざわざ飲む理由って一体・・・?
でもそう言えば、そもそも「C2」の「C」って「Calorie」の頭文字? ということは、「2」はやっぱり「2倍」ってことに・・・。
自ら白状しちゃったよ。(追記:どうやら、実はそうではなく、「Coca-Cola」の「2代目」ってことらしい・・・。)
ちなみに、「C2」の公式サイトではアンケートを実施していて・・・
https://www.cocacola.co.jp/subscribe/c2/program/index.php
・・・その項目っていうのがこれ。
- 「世界より先に飲めるなんて、ウレシイ!」
- 「これからのコカ・コーラって感じ?」
- 「これでカロリー半分なんて、オドロキ!」
- 「やっぱり、このシゲキ、最高!」
- 「かっこいいし、とにかくおいしい!」
ネガティブ評価の項目が一個もないという、あまりにも露骨にアンフェアなアンケートだったりします。つまりこれ、コカ・コーラ側が「自分たちは消費者にこう思って欲しい、っていうかこうとしか思うな」と公言しているようなもの、っていうか正にそれそのものなわけですね。しかもその想定口調(?)がいかにも「ナウなヤング」(なぜか「復活させてみたい死語」候補の一つ)っぽくて良いです*1。先の「C2」というネーミング(ダイエット・コークよりカロリー2倍)同様、なんて正直な会社なのでしょうか。
でも、ここで勝手に項目を一つ付け加えさせていただこうと思います。
- 「薄味になった上にダイエット・コーク(レモン)よりカロリー2倍じゃん!」
とりあえず、僕はこれに一票。
関連記事:
http://allabout.co.jp/gourmet/junkfood/closeup/CU20040607A/
*1:いわゆる若者っぽい口調でその商品名をアピールしようしているのだろうと思われる広告上でたまに見かけるのが、「えっ、○○○(商品名)? それって何?」というやつ。この、微妙な不自然感がたまりません。