「桜、(咲き)はじめました」

ちょうど当日の朝、新聞に千鳥ヶ淵の桜が咲きはじめました」という千代田区からの広告が「尋ね人」広告よろしく掲載されているのが目に入る。青山(表参道)に出掛けついでに、千鳥ヶ淵に寄って行くことに。

で、行ってみました、千鳥ヶ淵。――「咲きはじめた」というのは確かに嘘ではありませんでした。嘘じゃないどころか、むしろあまりにも正確過ぎたと言っても良いかもしれません。一分か、あるいはせいぜいが二分咲きといった程度で、逆に「まだほとんど咲いていない」と言っても何ら嘘にはならない程でした・・・・・・。

でも、実際に満開になってしまってからはこの辺りでこんなにゆっくりのんびりと桜見物をすることなんてほとんど不可能なので、今の内にゆっくりのんびり(数少ない)桜見物をしておくことに。道路を挟んだお隣の靖国神社でも咲き具合は大して変わらなかったものの、見頃に備えてすでに出店の準備が進行中でした。休憩所はもうすでに賑わってたし、それどころかもうすでに「お花見」を強行(!?)している人たちも結構いて、「まだあんまり咲いてないじゃん」とかちょっとガッカリしていた自分が少し恥ずかしくなりました。

そんなこんなで心が穏やかになった(?)ところで、心にも時間にも余裕をもって会場へ――。