半分恒例の、「リンク元」いじり

  • クシャナ 泣かせるじゃないか」・・・クシャナ(in『風の谷のナウシカ』)じゃなくて、ドーラ(in『天空の城ラピュタ』)ですね。「泣かせるじゃないか、男を助けるためのつれない仕草。アタシの若い頃にソックリだよ!」 それにしても、どういう勘違い or 混乱なんでしょうか?
  • 三谷幸喜 脚本 歌わせたい男たち あらすじ」・・・日本の喜劇の脚本と言ったら三谷幸喜氏っていうのは分からないでもないですが、でもこの作品の脚本は二兎社の永井愛氏ですのでお間違えなく。ただ、感想にも書きましたが(http://d.hatena.ne.jp/CO-RE/20051212)、確かにこの作品、三谷作品に負けずとも劣らない大爆笑喜劇でありました。
  • 「サンタルチアの茄子」・・・アニメ映画版のタイトルは、『茄子 アンダルシアの夏』――だから「茄子 サンタルチアの夏」で、さらに捻って(?)「サンタルチアの茄子」! 何重に間違えとるんじゃ一体・・・・・・。まあ確かに、僕自身、「サンタルチア」に触れましたけどね(http://d.hatena.ne.jp/CO-RE/20031230)。
  • 12人の優しい日本人 僕は 話し合いましょう」・・・「僕は」も検索タームにしている所がポイント――っていうか謎。何が知りたかったのか微妙ですが、とりあえず、「話し合いましょう」の人は陪審員2号ですよ。
  • 「停学中の反省文の見本」・・・いやいやいや、それは自分で書きましょうよ。僕自身、幸か不幸か反省文なるものを書く機会に恵まれた(!?)ことはないんですが、もし仮に書くことになっていたとしたら、ちょっとした私小説風、あるいはハードボイルド小説風に書いただろうと思います。だって、10枚くらい書かされるんでしょ、あれって? まさか、「もうしません、ごめんなさい、反省してます。もうしません、ごめんなさい、反省してます。・・・・・・」なんてのを10枚分書き続けりゃイイってわけでもないでしょうし。なので、たとえば・・・・・・

 その日、俺の機嫌は朝の目覚めからして最悪だった。
 起きがけにベッドに腰掛けたまま煙草を燻らせることは、俺の数ある日課の中でも最重要項目の一つだ。だがその朝、俺が煙草を手に取ろうとした瞬間、まるで図ったかように電話のベルが鳴り響いた。いつもなら、そんな不躾な電話など放っておいて、煙草を二本ほどゆっくりと楽しむところだった。そう、ラジオもテレビもつけずに、独り静かに、ゆっくりと――。
 だがその日に限って、どういう訳か俺は、愛しいはずのベッドから立ち上がってしまったのだ。
 カーテン越しに鈍い光が射し込んでいる部屋の中に、いくつもの音が充満していた。一つは、この喧しい電話のベルの音。もう一つは、遠くから妙に長閑に響いて来る救急車のサイレンの音。そして――かすかな雨音。俺は雨の朝をひどく嫌っていた。雨が降ること自体は構わない。夕立はむしろ好きな方だ。晴れた朝は悪くない。前日の酒さえ残っていなければ。しかし、雨の朝は最悪だ。憎悪しているとさえ言っていい。ただでさえ陰鬱な気分が、さらにも増して沈んでいく。
 何のことはない、さっさと済ませてもう一度ベッドに戻ればいい、どうせ間抜けな間違い電話か何かだろう――そう自分に言い聞かせることで自らの気分を盛り立てようと懸命な努力をしつつ、電話機を目指す。相手には、うんと嫌みでも言ってやろう。具合が悪くて寝込んでいたところだったんですがねえ・・・・・・。
 その時の俺は、その電話を置いた直後、ベッドにではなくクローゼットに直行せざるを得なくなるなどとは、全く予想もしていなかった。当然と言えば当然のことだ。しかし別の意味では、皮肉にも、俺の予感は働いていたのかもしれない。そう考えれば、懸命な努力は必ずしも無駄ではなかったわけだ。報われる努力もある――その朝俺は、大切なことを一つ、それも、たった一つだけ、学んだことになる。
 ――トオルがかなり拙い状況に立たされているらしかった。

いやいやいや、これこそ「拙い」でしょ。だって、そもそも僕は「俺」なんて言わない・・・・・・っていうかそれ以前に、煙草吸わないし・・・・・・っていうか煙草吸っちゃマズイ年齢を想定しているんじゃなかったのか?・・・・・・そうか、煙草がバレて停学喰らった設定なのか?・・・・・・えっと、トオルって、誰?・・・・・・一体この先、「俺」の身にどんなことが降りかかって来るというんだ?・・・・・・おっと、この際そんなことどうだって良くて、ナンタラ「小説風」どころかまるっきり(ヘタな)「小説」じゃん、これ!