知らぬが仏――いや独か

ドイツW杯の日本代表入り選手が発表され、選ばれた選手名をカーラジオで聞く。

まず最初に断っておくと、僕は全く興味がないため*1、誰が選ばれようが選ばれまいが、特に何の感慨も持ちようがない――というか、ほとんど名前を知らないんです。仮に知っていても、その名前の人に対するイメージをほとんど持っていないわけです。

さて、キャスター or アナウンサーが代表入り選手の名前を読み上げているのが耳に入って来ました(ジーコ監督自身が読み上げた順番かどうかは知りません)。

「・・・オオグロ、マキ・・・」――大黒摩季

いや、もちろんホンの一瞬ですよホンの一瞬。W杯の代表入り選手を発表しているんだという文脈は理解しているわけですから、そこで大黒摩季が出て来るはずがなく、だから普通はそんな突拍子もない勘違いなんてあり得ないはずなんです・・・・・・。不幸にも僕は、「巻」という選手がいることを寡聞どころか「未聞」にして知らなかったため、ホンの一瞬とはいえそんな風に思ってしまったというシダイです。なんですか、世間ではその「巻」という人が選ばれたことに驚きと喜び(?)とを感じてるらしいですね。

テレビの街頭インタビューなんかで代表メンバーの名簿を見せられた街の人たちが当たり前のように「あれ、久保がいない!?」とか言っているのを目の当たりにすると、何だか自分が本当に日本に住んでいるのか疑わしくなります。

ところで――ドイツW杯の開催っていつなんですか? いやホントに。

*1:サッカーどころか、ここ数年は野球にすら興味がなくなって、実は、セ・パともに今どこのチームが首位でどこが最下位なのか全く知りません。このところ毎年のように、その時点での首位/最下位チームを知らないことに気付いて自分でビックリする、という経験をしています。