札幌、小樽(1日目〜2日目)

CO-RE2006-10-25


某学会出席のため――というより、それにかこつけて、北海道へ。20日から22日に掛けての2泊3日。今回はさすがに、「連載」形式の旅行記は書きません。また前回みたいに、途中でイヤになってしまうだろうから・・・・・・。だから1回で済む程度に抑えます――と宣言してから書き始めたら、最終日分が長くなってしまったので、それは次回更新分にまわすことにします。

<1日目(金曜日)>:大昔、まだ韓流どころか日韓共催ワールドカップの「に」の字も存在してなかった頃に韓国に行って以来、ものすんごく久々の飛行機。ジェットエンジンが作動してからの加速度に若干興奮。窓際の席を取れたため、雲海(主に北海道上空で)を観賞出来たのも良かった。空港へ到着するとすぐさま、電車(快速エアポート)で札幌へ。ちょうど昼時。ホテルに荷物を預けてから、北海道出身の某氏に教えて貰っていた某ラーメン屋へ。でも・・・・・・あれ、もしかして潰れた? 看板はまだあるんだけど、中では業者が何か作業している様子。というわけで急遽、味噌ラーメン発祥の店らしい「味の三平」で味噌ラーメンを食す。さすがに行列。でも、そこはさすがの客さばき。ラーメンの方は、白味噌のせいか、いわゆる味噌ラーメンという感じはあまりしなかった。塩ラーメンだと言われれば、そういうものだと思って食べることも可能かも・・・・・・。その後、大通り公園や時計台、赤煉瓦の旧道庁、中島公園などをまわった後、日が落ちるまでまだ時間があったので、急遽、サッポロビール園へ(人少なっ!)。と言っても、ビールが苦手な人間にとっては特に何の楽しみもなく・・・・・・。思ったより早く日が落ちため、そそくさと戻って市電(路面電車)に乗り、ロープウェイ入り口へ。乗り場までちょっと歩いて、ロープウェイ+バスで藻岩山山頂展望台へ。札幌市内の夜景が見渡せる。さすがにこれは、たとえ彦摩呂じゃなくても「宝石箱やぁ〜!」って叫びたくなりますって絶対! 実際、関西方面(方言からして広島近辺?)から来たと思しき女性数人は笑いながら言い合っていた。しかし寒い・・・・・・。札幌駅に戻ってJRタワー内の回転寿司店へ。約1時間ほど待ってようやくありつける。さすがに腹が減り過ぎていたため食べ過ぎたかと思ったけど、予想してた程ではなかった。ネタの割には比較的リーズナブルなお値段。

<2日目(土曜日)>:ホテルでバイキング形式の朝食。結構ガッツリ食べられて有り難い。今までに使ったことのあるほぼ同額のホテルでは、朝食付きとは言っても、パンとゆで卵と飲み物(コーヒーとジュース)くらいしかなかったので、かなり嬉しい。道路を挟んだ真向かいがもう、北大の敷地。時間までしばし、早朝の北大キャンパス内を散策。散歩やランニングをしている人を結構見かける。7時半から9時過ぎまで、歩き周りまくる(広大だ・・・・・・)。研究発表を3本聴いた後、駅へ直行(そしてその後、北大に足を踏み入れることはついに無かった・・・・・・)。エスタ10Fの札幌らーめん共和国にて、2つの店でそれぞれハーフサイズのラーメンを一杯づつ。ちょっと休んでもう一杯くらい行けるかと思ったけど、止めておく。「ドニチカ・きっぷ」(土日祝は500円で地下鉄1日乗り放題のプリペイド・カード)を買って、地下鉄で福住駅へ。そこからバスで羊ヶ丘展望台まで。お馴染みのクラーク博士にお会いして来ました(クラーク博士の胸像になら、北大キャンパス内で)。札幌ドームも比較的近くに見えたり。名前の通り、確かに羊が放牧されているんだけど、正面にある建物ではジンギスカンを謳っていたりする現実・・・・・・。再び札幌駅まで戻り、次の日に備えて、「みどりの窓口」で旭山動物園きっぷ」(札幌-旭川間の特急自由席往復きっぷ+旭川-動物園間のバス往復きっぷ+動物園入園券)を購入しておく。それから小樽へ直行。到着するや、あまりに寒かったので、道沿いの店で「かに汁」を飲んで温まる。小樽運河や埠頭、「北のウォール街」などをまわった後、運河沿いより一本手前の道沿いに「メルヘン交差点」まで。この通りはなかなか楽しい。もう少し早めに来て、ゆっくり歩きたかったかも。ちょうど夕暮れ時で、交差点付近はその名の通りとってもメルヘン・チックな雰囲気に。再び戻って夜の小樽運河街灯が点り、運河沿いの倉庫もライトアップされて、これもまたなかなか良い雰囲気(それしか言えないのか・・・・・・)。近くの某店で、待ちに待った海鮮丼を食す。そして再び札幌へ。ホテルに戻るのはまだ早過ぎるので、夜の「すすきの」を散策――もちろん、文字通り飽くまで「散策」だけ。ホテルまで歩くのはさすがに疲れたので、地下鉄を利用。ドニチカ・きっぷ、大活躍。