『のだめカンタービレ』

今クールのドラマで唯一「視ている」作品。(『役者魂!』にも惰性でチャンネルは合わせてるけど、こちらは松たか子目当てで「眺めている」だけ・・・・・・。だって、あまりにも空回りが甚だしくて、何だかいたたまれなくなってしまう・・・・・・。)

第4話――Sオケ初の定期演奏会、ベートーベン「7番」のサビ(ってクラシック音楽でも言うのかは知らん)に差し掛かったところでのだめが両手を口に当てて感極まるシーンに、思わず釣られてグッと来てしまう。上野樹里のこの芝居が無かったら、たぶん、「おお!」とは思っても、ここまでグッとは来なかっただろうな、と。

僕自身は原作マンガは未読だけど、原作ファンにも比較的好評のようですね。一般に、原作未読者にとってはドラマが原作に忠実か否かなんて全く関係無くて、そのドラマ自体が面白ければそれで良いものだとは思うんだけど、でも情報として「原作ファンにも好評」だということを聞くと、現金なもので、どこか安心できるというか何というか・・・・・・。

いずれにせよ、これからも益々楽しみなドラマです(唯一、ソフトバンクの「予想外」CMで使用されている曲とかぶってしまっているのが――そっちのイメージが先についてしまっているので――若干残念かな。)