六本木ヒルズとその周辺

http://www.roppongihills.com/jp/index.html

折角なので、ヒルズ内やその周辺を散策。

全体的な感想は――「いやあ、やるやると聞いてはいたけど、まさかここまでやるとは思わへんかったわ」(by 松本人志)。

おされなショップが軒並み揃っているということよりも、何より、一筋縄では行かない建物内外の構造の複雑さが気に入ってしまう。たとえば地図無しで待ち合わせをしようものなら、ほぼ確実にどちらかが迷子になることだろう。実際、1人のサラリーマンらしき人がケータイで、目的の場所に付けないことに苛立ちながら怒鳴っていた。(ただ本人曰く、「教えられた通りに来たのに(目的の場所が)見当たらない」らしいんだけど・・・。)

無料のガイド冊子が置いてはあったんだけど、僕自身は(もう)別に目的の場所があるわけではないので、適当にぶらぶら歩き回っていた。四角四面の構造にはなっていないため、なかなか図面を思い描くことが出来ない。何度同じ場所に出てしまったことか・・・。でも、それもまた楽し。さすがに、自動回転ドアはすべて使えなくなっていた。

建物の外も、敢えて階段を複雑に配することで、「冒険心」というか「散策心」をくすぐるようになっている。眺めが良かったので、ケータイで写真を撮る。アップした画像は、テレビ朝日新社屋ナメの東京タワー」

そう、ヒルズのすぐ目の前にテレビ朝日の新社屋があって、その一階フロアのガラス張り側は、一般の人たちの出入りが自由。歩き回って暑くなっていたので、中に入ってしばらく涼む。冷房効率が著しく悪いんじゃなかろうかと思われはしたものの、意外と涼しかったので有り難かった。

折角ここまで来て何も(ポップコーン以外!)食べずに帰るというのもなんだかアホらしいので、結局、ノースタワー内に入った時に見つけた「らーめん鐵釜」でラーメンを食べることに。結構好きな味で、大正解。

腹ごなしに、今度はヒルズ周辺を散策。その際、大通りを挟んだ真向かいに発見――「六本木中学校」

なんちゅう立地条件じゃと唖然とすると同時に、「六本木」という単語と「中学校」という単語との連結に対して、なぜだかもの凄い違和感というか意外性というか・・・要するにミスマッチを感じてしまった。かつてヒロミが、「オレ、ニューヨーク3中*1だから」というギャグを好んで使っていたけど、僕にとって「六本木中学校」という言葉は、正にそんな感じだった。もし、今までに「オレ、六本木中」とか言うヤツに出会っていたとしたら、それはもう確実に、しょーもないジョーダンだと思ったことだろう。

再びテレビ朝日前に戻る。最後に毛利庭園(アップした画像で言えば、そのすぐ下辺り)内を散策。池にはカルガモ一家(?)が。ヒルズ側まで歩くと、いわゆる「お天気中継」に遭遇。この時間でテレ朝というとスーパーJチャンネルだろうとは想像出来たものの、普段はその番組をほとんど視ないため、不覚にも、カメラの前に立っている男の人のことを知らなかった。その人は、中継が終わると1人でそのまますたすたと(手ぶらで)歩き去ってしまった。

次の日、めずらしくこの番組を視て確認してみると、やっぱり前日に見たその男の人が、また同じ「毛利庭園」からお天気中継をしていた。というわけで、天気予報士の依田司さんという方だった模様。

*1:2だか4だか5だか・・・具体的な数字は忘れた。たぶん、その都度変わっていたと思うけど。