『王様のレストラン』

念願のDVDボックスをついに購入!
ネット上で出来る限り安く買える所を探していると、「22%OFF」を謳うサイトを発見。とりあえず僕自身が探せた中で一番安かったため、その某ネット・ショップでの購入を決定。浮いた分、思わず某DVDソフトもついでに予約してしまう(なんか完全にそのショップの思惑に乗せられているような気も・・・)。
この作品は、僕のような多くの三谷ファンとそうでもないTVドラマファンにとって、恐らく「好きなTVドラマ・ランキング」の上位どころか殿堂入りしているだろうと言っても過言ではないはず。再放送もほとんど視逃してしまっていたため、もう一度じっくり視たいという欲求が最高潮に高まっていた。そして去年、DVDボックスが発売されたことを知り、絶対に手に入れてやろうと画策していたのだった。
そのDVDボックス、全11話が4枚のDVDに収められているのに加えて、各話ごとに、三谷幸喜と出演者たち(1人か2人ずつ)によるコメンタリーも収録されている。
懸案の(!?)西村雅彦も、そして(スマスマ出演以前の)山口智子だって、もちろんちゃんと参加している。ただ1人、伊藤俊人さんが参加することできなかったのは、本当に残念。もし参加されていたら、今この作品について何を語ってくれていただろう。(ちなみに、ちょうどこのコメンタリーの収録期間中に、伊藤さんの一周忌があった模様。)
一話視てはもう一度コメンタリーと共に見直す、ということを繰り返し、現在、とうとう第8話まで視終わってしまった。某サイトのBBSでも同じ思いの人が結構居たけど、本当に「視終わるのが勿体ない!」
だって、今回数年ぶりに視直してみて改めて思ったんだけど、この作品・・・一体どんだけ傑作やねん!
もう感心を通り越して呆れてしまわずにはいられない。
出演されている役者さん一人一人が本当に味があって良いんだけど、個人的には、中でも山口智子が抜群に良い。こういう厄介な(?)キャラなのに、イヤミがなくて本当に自然に魅力的に演じ切っているような気がする。それに対して木村拓哉みたいに「芝居をしない自然体」だと、ものすごくイヤミで逆に不自然に映ることになる。
それはそうと、こんな殿堂入り傑作ドラマを今後はいつでも好きな時に何度でも視返せるのかと思うと、ただ一言――「素晴らしい!」