勘違い日本語?
「インに籠もる」という言い方があるけど、これを言いながらある仕草をする人が多いような気がする。たとえば、「こう、インにインに籠もっちゃう・・・・・・」などと言いながら、胸の前で両手で「M」の字を何度も作るような仕草をするのだ。
そこでハート形を作っちゃったら松浦亜弥を気取っているものと誤解されてとっても恥ずかしいから、気をつけろッ!
――もとい。
そこでふと気になってしまったことがある(紛らわしくなっちゃったけど松浦亜弥とは関係がない)。
もしかしてそういう人って・・・・・・「イン」を"in"だと思ってたりする???
「(心の)内側に内側に――どんどん奥の方に」というニュアンスで「インにインに」。それを言うなら「インサイドにインサイドに」じゃないと変じゃないかという気もするが、一つ誤解するも二重に誤解するも同じこと(?)。
実際は「陰に籠もる」で、「表面に出ないで、内部にひそむ」とか「陰気である」とか言った意味。
とはいえ、結局は同じような感じの意味になる(?)から、この表現を使う文脈や仕草などに実践上の「誤り」は現れ難いため、本当は"in"だと思って「M」字をやっていた人も、「知ってたよ、そんなこと」と惚け切ることは充分可能かと思われます。
番外編。
テンションが「上がる」とか「下がる」とかの誤用に関しては・・・・・・なんかもう現状としてはスルーした方が良いのでしょうか?
上がったり下がったりするのは、「ボルテージ」の方だと思うんだけど・・・・・・。