求ム!『蒼穹の昴』文庫化!!

唐突ではありますが、要するにタイトル通りです。

浅田次郎作品は、特に長編か連作ものが好きです――とか言っておいて、でもまだ『蒼穹の昴〈上〉〈下〉』を読んでないと言ったら、「ふん」と鼻で笑われそうでコワイんですけど。でも仕方がない、実際読んでなんですから。

いや、文庫化を待っているわけです。ずうっと。

通常、単行本が文庫化されるのは、平均すると出版後だいたい3年くらい経ってからでしょうか。で、くだんの作品が出版されたのは1996年――あのう、すでに8年経ってるんですけど。

一体どうしたというのでしょうか。何となれば、古本屋なりブックオフ的な(?)本のリサイクルショップなりで誰かの「お下がり」でも買おうかと画策してみてはいるのです。実際、他の作品は文庫化以前にそうやって手に入れたので。ところがこの作品に限っては、なぜかどこにも見当たらない。仮にあっても上巻か下巻かの片割れのみ。それどころか、新刊書店でも(飽くまでも個人的には)あまりお目に掛からなかったりするかも。当然、まだ絶版になんてなってません。

それもこれも、文庫化してくれれば解決(?)するんですけどねえ・・・。もしかして、あまりにも売れるものだから文庫化を延ばし延ばししているんじゃなかろうかと、穿った見方をしてしまいたくもなります。

しかしホント、どうしたんだろう(情報求ム)。出版後2年くらい経ってからというもの、1年に数回ほどは、ふと、この作品の文庫化状況が気になることがあります――キッカケは良く分かりませんが*1。で、今回は今年に入ってからの記念すべき(?)第一回目だったというわけ。

*1:一応言っておきますが、フジテレビが関係していないことだけは確かです。