『笑の大学』公式サイト

CO-RE2004-08-27


映画版『笑の大学』の公式サイトがいよいよ本格的に始動した模様。

http://warainodaigaku.nifty.com/index.htm

ここではまだ発表されてないようだけど、10月30日公開予定との噂がちらほら。

ただ、実は、「お台場冒険王」中の「お台場映画王」で何気にすでに2回ほど一般上映されているのであった・・・。*1行けなかったのが心底悔しい。

12人の優しい日本人』も『ラヂオの時間』も、映画版でもなお、ごく限られた空間内でストーリーが展開することに変わりはないけど、でもその空間の広さ(というか狭さ)とそこに居る人数とが格段に違う。『笑の大学』の場合は、検閲室という(恐らく)狭い部屋にたったの2人。映画化に際しても、基本的にはこの空間でのシーンがメインになるようなので、どういう画になっているのか非常に楽しみ――なんてことを、すでに観賞している一般の人が大勢いる中で書くのはこっ恥ずかしいし、何だか切ない・・・。

*1:この「何気に(なにげに)」という副詞的な言葉って、いわゆる「間違った日本語」なんでしょうか? というよりむしろ、「新たな概念」とでも言うべきか・・・。だってこれ、「何気なく」の単純な変形じゃないですよね? 「・・・で何気なくすでに2回ほど一般上映されている・・・」って明らかにヘンだし。「いつの間にか」、「知らない内に」と代入可能な表現だとも考えられるけど、でもむしろ、「何気なく(それに)注意を向けると、(それは)いつの間にかすでに」を一語で意味する副詞として考えた方が実際の用法に合っているような気がする。いわゆる「間違った日本語」や「若者ことば」と言われるものの中には、たとえばこうした、「新たな概念」を表現するための実に便利で機能的なものも結構あったりするから侮れない。