ロバート・フォグリン著、野矢茂樹、塩谷賢、村上祐子 訳『理性はどうしたって綱渡りです』(春秋社)
「そりゃやっぱり、どうしたってねぇ」と思わず応答してしまいそうです――思うツボかもしれません。
野矢氏つながりで。
もう出てるのかな?
読んでないから分からないけど、この邦題はちょっと狙い過ぎの感が。
原題("Walking the Tightrope of Reason")を直訳して「理性の綱渡り」でも充分まともな邦題たり得るだろうし、「綱渡りする理性」ならなお良かったような気がするんだけど、そんなんじゃまだまだお堅過ぎるってことなんでしょうか。敢えてこうしたってことは、実際、内容的にもそう(どう?)なんでしょうかね。楽しみです。
どうでも良いけど、一瞬、なんだか韓国映画の邦題っぽいなという印象を受けてしまったのは、どうしてだろう?
――あ、『僕の彼女を紹介します』とか『バンジージャンプする』とか、か・・・・・・どっちも観てないけど。
『誰にでも秘密がある』は何だかちょっと離れちゃってる感じがするし、『俺たちに明日はない』は――そもそも韓国映画じゃなくなってるし。